この年になって日本のすばらしさを再発見した気がするが、
では、何が一番素晴らしいかというと、
日本語である。
ドラえもんを英訳した時のはなしである。
食事のコマでのび太が「いただきます」と言う。
英訳は「Let’s eating」である。
違う!そうではない!!
表面はそう見えるが、意味が違うのである。
日本語と英語を比べて見てみると、
日本語は、見えない何かに対して意味を付けているのが解る。
おかげ様 というやつだ。
おかげ様は、陰であるので表面には出てこない。現れない。
それは、親かも知れないし、恩師かも知れない。
それは現時点かも知れないし、遠い未来かも知れないし過去かもしれない。
日本語は主語がないことがあるので、全方向(東西南北過去未来)に対しての言葉になりうる。
そう思ったときに、「ああ、日本語はいいなあ」と思うのである。